予防接種

予防接種のご案内

予防接種のご案内予防接種とは、特定の病気に対して免疫を強くすることを目的としたワクチンの接種のことを指します。
ワクチンは、感染症の細菌やウイルスを無毒化または弱毒化して作られた製剤です。このワクチンを接種することで、病気になりにくくなったり、なってしまった場合も重症化を防いだりといった効果が期待できます。
予防接種は、接種を受けた人の健康を守ることに加え、まわりの人への感染、流行を防ぐという意義があります。
当院では、インフルエンザワクチン、肺炎球菌ワクチンなどの接種に対応しております。
希望される方は、ご予約の上、ご来院ください。

インフルエンザワクチン

インフルエンザの発症、および重症化を防ぐことを目的としたワクチンです。
毎年型が異なるため、流行時期を考慮し、毎年11~12月頃に接種されることをおすすめします。特にご高齢の方は、肺炎を合併して重症化する可能性があるため、注意が必要です。
ご高齢の方は、若い方と比べるとインフルエンザが重症化するリスクが高いです。
そのため、65歳以上の対象者の方は、公費の助成を受けてインフルエンザワクチンを接種することができます。

対象者

  •  接種日において満65歳以上の方 
  • 接種日において満60~65歳未満の市民のうち、心臓、腎臓、もしくは呼吸器の機能障害、又はヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害を有し、
    その障害が身体障害者手帳1級程度の方(身体障害者手帳等証明できるものが必要です)

※接種当日は、健康保険証など年齢確認できるものを持参ください。

費用

インフルエンザワクチン
(2024年)
2,500円
高齢者インフルエンザワクチン
(2024年)
公費:1,500円

肺炎球菌ワクチン

令和6年度に限り、65歳以上の堺市民は助成金がございます。※令和7年度以降は、満65歳の方のみ助成金対象となる予定です。

ワクチンで予防できる疾患

肺炎球菌は、肺炎や気管支炎の原因となる細菌で、特に肺炎の原因菌として最も多く、成人の肺炎の1/4から1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。
肺炎球菌ワクチンは、接種から次の接種まで、5年以上の期間をあける必要があります。
5年未満のうちに再接種すると、副反応(接種部位の赤み、腫れ、痛みなど)が強く現れる可能性があります。
接種の際には、前回の接種時期を必ず確認するようにしてください。

令和6年度に限り、65歳以上の堺市民は助成金がございます。
※令和7年度以降は、満65歳の方のみ助成金対象となる予定です。

対象者が当院で初回接種した場合

初回(2024年) 4,000円
2回目以降 8,800円

対象者のうち以下の世帯に属する方は、自己負担金が免除されます

  • 市民税非課税世帯
  • 生活保護世帯
  • 中国残留邦人等支援給付世帯
2回目以降 8,800円

上記以外の自費の場合

65~75歳未満の方 8,250円